1. ホーム
  2. 館内・施設

館内・施設

  • 木材と日本建築を知りつくした林業家がこだわり抜いた「大邸宅」と「日本庭園」。
    13年の月日をかけて「別邸」や「お茶室」、そして大正ロマンあふれる「暖炉のある洋館」を建築いたしました。
    「日本建築」の職人技や遊び心を発見しつつ、表情の異なる山紫水明の「日本庭園」を眺め、
    「日本の歴史や文化」に触れ「日本の故郷」を思い浮かべていただきたく思います。

林業家のお屋敷

本館 (築150年)

  • 本館の玄関には格式高い「式台」があり、その正面には「屋久杉」の円衝立が飾られております。
    昭和32年、2代目辰次良が林野庁屋久島営林署より譲り受けました。
    東京大学名誉教授の嶺一三林学博士によると円盤の中心が残る珍しい屋久杉で、樹齢3000年ほどの経過をはかれるそうです。

別邸 (築70年)

  • 迎賓館の玄関には「大正ロマン」を感じさせる湾曲の玄関ドアがあり、
    その正面には「吉野杉に描かれた達磨大師」の絵が飾られております。
    昭和40年、日本肖像画学会会長の馬堀喜孝先生が、
    吉野山の後醍醐天皇廟の壁画を描きに通われた際に達磨大師を描いてくださいました。

昭和初期の洋館 (スイス館)

  • 戦後に欧州各国の林業視察に訪れたおり、スイスの洋館に魅せれました。
    芦屋市の笠谷工務店にて設計施工いただき、
    暖炉とBARカウンターのある「スイス館」をレンガと木材で建築。
    戦後に日本が憧れたヨーロッパの空間をご体感くださいませ。

日本庭園

逢桜庭園 -男庭-

逢庭庭園 -女庭-

  • 表玄関の正門をくぐると、石畳の両脇に樹齢150年の大木がゲストをお迎えする「男庭」。
    瀧から流れこむ大きな池の周りに、石を立てに配列することで荒々しさと無骨さを表現。
    杉苔や岩松など苔むした庭をご鑑賞くださいませ。
    石橋を渡り、欅の1枚板の中門をくぐると「女庭」。
    広々とした明るいお庭に四季の花を咲かせ、石を寝かせて穏やかさと繊細さを表現。
    その他2つの中庭があり、全ての庭園内には13基の灯篭がございます。
    男庭の大きな灯篭「春日灯篭」には12干支が彫られており、その大きさは最大級の逸品です。
    また石橋の横にある「高麗の石仏」は2対の物で、一方は京都国立博物館に寄贈されたと伝えられております。

梅芳庵 (お茶室)

  • 釘を一切使わずに3年の月日をかけて造られました。
    路地から待合に足を踏み入れると鷲家川のせせらぎが聞こえる。
    にじり口より4畳半の小間に入ると正面に床の間がある。
    床柱には樹齢1000年以上の希少木材である「南天の木」を使用。
    また立礼の席には、法隆寺より拝領した古材の客机を備えております。
    昭和26年に法隆寺の修復に伴い、木材を寄進させていただいた折に拝領いたしました。
    さらにその奥の2畳座敷は川にせり出しており、三方の窓から四季折々の風情をご鑑賞いただけます。

Reception Room

  • 昭和初期の大きなシャンデリアが印象的な洋室。
    そして大きな窓は、まさしくピクチャーウィンドウのように眺めていただきたい。
    一方の窓には、広く明るいお庭の奥に佇む洋館(スイス館)。
    もう一方の窓には、美しい緑の山林と穏やかなせせらぎの鷲家川。

    この部屋の床材は、
    一見すると現代のフローリングのように見えますが、
    職人が一枚一枚種類の異なる木材を削り張り合わせて模様を施した『手作りのフローリング』です。
    まるで寄木細工のような職人技の床材もご覧いただきたいと思います。

    レセプションルームは昭和初期より使用されているarflex社のソファーをリメイクし、
    その当時から続く寛ぎを継承いたしております。

食事室

和室(完全個室)

  • お茶室のように天井にも趣を施した8畳の和室。
    部分的に勾配天井と4種の木材を用いた天井板など、
    古き良き和空間にてお食事を楽しんでいただきたいと思います。

ダイニング(大正ロマンを感じさせる洋室)

  • 和製の欧米様式
     お部屋のアンティークな調度品をそのまま活かした洋室は、
     欧米文化に憧れた日本を思い浮かべさせられます。
     優雅な空間でお食事を楽しんでいただきたいです。

    【アンテークテーブル】
     大正期の華族の生活を感じさせるダイニングルームには、
     8人掛けの大きなアンティークテーブル。
    【和風シャンデリア】
     日本で最初に製造されたと思われる和風シャンデリアは、
     職人技の手作り感がある逸品です。
    【二重サッシ】
     ペアガラスや二重サッシを目にする機会が増えました昨今、
     大正期に断熱効果を考慮した二重サッシを施している空間。

蔵・門

  • 【正門】
    お客様を「guest Villa逢桜」にお招きする正門。
    外部からは想像しがたい異空間が広がっております。

    【欅の門】
     1枚板の欅を贅沢に使用した観音開きの門。
     和庭園の男庭と女庭の趣を変える「結界」を感じさせてくれます。

    【内蔵】
     女庭の景色に、奥ゆかしく佇む美しい白壁の内蔵。

    【外蔵】
     男庭の景色に、大きな屋根と白壁の外蔵。